私大等改革総合支援事業に延べ628校を選定…文科省

 文部科学省は10月22日、平成26年度私立大学等改革総合支援事業の概要や選定状況を公表した。教育の質的転換(タイプ1)には314校、地域発展(タイプ2)は155校、産業界・他大学との連携(タイプ3)は55校、グローバル化(タイプ4)は104校が選定された。

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平成26年度私立大学等改革総合支援事業の選定状況(総表)
  • 平成26年度私立大学等改革総合支援事業の選定状況(総表)
  • 収容定員規模別の選定状況(大学のみ)
  • 都道府県別の選定状況
 文部科学省は10月22日、平成26年度私立大学等改革総合支援事業の概要や選定状況を公表した。教育の質的転換(タイプ1)には314校、地域発展(タイプ2)は155校、産業界・他大学との連携(タイプ3)は55校、グローバル化(タイプ4)は104校が選定された。

 同事業は、大学改革に全学的・組織的に取り組む私立大学等に対する支援を強化するため、経常費・設備費・施設費を一体として重点的に支援するもの。平成25年度から開始され、平成26年度は「グローバル化」型を新設し、支援対象校も拡充している。予算額は201億円。

 支援の対象となる取組みは、タイプ1が「全学的な体制での教育の質的転換」、タイプ2が「地域社会貢献、社会人受入れ、生涯学習機能の強化等」、タイプ3が「産業界や国内の他大学等と連携した高度な教育研究」、タイプ4が「語学教育強化、国際環境整備、地域の国際化など、多様なグローバル化」。具体的な取組みについて、「私立大学等改革総合支援事業調査票」の点数により評価し、選定された。

 申請は、大学、短大、高専から延べ1,731校(前年度1,620校)、実数745校(同772校)からあり、このうち延べ628校(同516校)、実数412校(367校)が選ばれた。

 選定された学校名、タイプごとの得点分布、都道府県別の選定状況などについても、同省ホームページに公表されている。
《奥山直美》

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