【高校受験2015】埼玉県の進路希望調査、「市立川越」2.63倍が倍率トップ

 埼玉県は1月13日、平成27年3月中学校等卒業予定者の進路希望状況調査の結果をまとめ、公表した。平成26年12月15日現在、全日制高校への進学希望者は6万1,888人、県内公立高校でもっとも倍率が高いのは市立川越の2.63倍。

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平成26年12月15日現在の進路希望状況
  • 平成26年12月15日現在の進路希望状況
  • 全日制高校希望者数
  • 県内公立高校(全日制)で倍率が高い学校
 埼玉県は1月13日、平成27年3月中学校等卒業予定者の進路希望状況調査の結果をまとめ、公表した。平成26年12月15日現在、全日制高校への進学希望者は6万1,888人、県内公立高校でもっとも倍率が高いのは市立川越の2.63倍。

 調査の対象となった学校は484校、前年同期から公立中学校が1校減少し、私立中学校が1校増加した。平成27年3月の卒業予定者総数は、前年同期比179人減の6万6,012人。そのうち高等学校等進学希望者は6万4,950人、全体の98.4%(同0.3pt増)を占めた。進学希望校未定者を含めると、高等学校等進学希望者の割合は98.9%にのぼる。

 全日制高校への進学希望者は6万1,888人。前年同期より93人減少したが、割合は0.2pt増の93.8%となった。希望者の内訳は、県内国立高校211人、県内公立高校4万7,401人、県内私立高校1万122人、県外高校が4,154人。10月に行われた同様の調査と比較してみると、県内公立高校が約2,500人減となった一方で、県内私立高校は約2,100人増となった。

 県内公立高校全日制の募集人数に対する希望者の割合(倍率)は、全体で1.20倍。学科別では普通科1.25倍、専門学科1.03倍、総合学科1.15倍。10月調査時の倍率と比べると、普通科は0.11pt減となった。特に倍率が高いのは、「川越市立川越(普通科)」2.63倍、「さいたま市立浦和(普通科)」2.32倍、「さいたま市立大宮西(普通科)」2.21倍、「大宮(理数科)」2.13倍、「蕨(外国語科)」1.98倍など。

 このほか、県内国・私立全日制高校希望状況や学校種・設置者別の進路希望状況などが掲載されており、県のホームページから閲覧できる。
《黄金崎綾乃》

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