ベネッセ、セキュリティ対策を担う専門会社「ベネッセインフォシェル」設立

 ベネッセHDは1月15日、情報セキュリティ大手のラックと合弁で、ベネッセグループの重要な事業基盤である基幹情報システムの運用・保守を担う専門機能会社「ベネッセインフォシェル」を設立したと発表した。

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 ベネッセHDは1月15日、情報セキュリティ大手のラックと合弁で、ベネッセグループの重要な事業基盤である基幹情報システムの運用・保守を担う専門機能会社「ベネッセインフォシェル」を設立したと発表した。

 ベネッセは2014年7月に発生した顧客情報の流出事件を受け、情報セキュリティ専門会社であるラックによるデータベースの安全確保のための緊急対策を実施。同年9月、両社は、世界でも有数のセキュリティレベルの保守・運用体制を構築することを目指し、合弁会社を設立することで合意していた。出資比率はベネッセが70%、ラックが30%、代表取締役社長には高野篤典氏が就任した。

 ベネッセインフォシェルは、4月1日よりサービスを開始。先端のIT技術と、簡潔で明確なセキュリティレベル定義に基づき、物理的にも論理的にも安全が保障された環境下で、顧客情報を含むベネッセグループの事業上重要なデータを、重要度に応じて適切に活用できる情報システムの運用・保守を実現していく。
《水野こずえ》

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