音楽情報誌『CD&DLでーた』が、10~40代の男女を対象に調査した「応援ソング」ランキングを発表した。第1位にはZARDの「負けないで」が選ばれた。 同ランキングは、受験シーズンにあわせ、10~40代の男女を対象に「受験や試験勉強など、頑張る時に聴きたい、あなたにとっての『応援ソング』は?」という調査を実施。その曲のエピソードとともに、1618人が答えたランキング結果は以下の通り。1位:負けないで/ZARD2位:サクラ咲ケ/嵐3位:ファイト!/中島みゆき4位:終わりなき旅/Mr.Children5位:愛は勝つ/KAN6位:GUTS!/嵐7位:栄光の架橋/ゆず8位:それが大事/大事MANブラザーズバンド9位:どんなときも。/槇原敬之10位:ガッツだぜ!!/ウルフルズ11位:あとひとつ/FUNKY MONKEY BABYS12位:告白/FUNKY MONKEY BABYS13位:GLORIA/YUI14位:ファイトソング/嵐15位:全力少年/スキマスイッチ16位:ultra soul/B'z17位:何度でも/DREAMS COME TRUE18位:がんばりましょう/SMAP19位:YELL/いきものがかり20位:Happiness/嵐(順位:曲名/アーティスト名) 第1位には1993年リリースの「負けないで」(ZARD)。もう20年以上前の楽曲となるが、日本テレビ『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』のチャリティーマラソンでは、ゴール直前に出演者たちが合唱することが定番であり、いまだ色あせない印象。もともとは受験シーズンの応援歌として生みだされたそうで、アンケートでも「受験勉強中に聴いた」、「この曲を聴くと元気・やる気がでる」といったコメントが挙げられ、多くの人たちにとっての定番「応援ソング」となっているようだ。 そして第2位の嵐は、ランキングTOP20中4曲がランクインと、さすが“国民的アイドル”といった結果に。「サクラ咲ケ」は10~20代女性の圧倒的な得票によって選ばれ、“サクラ咲ケ”、“前を向け”という歌詞については「合格を後押ししてくれる」、「合格・吉報を予感させる」といったコメントが挙げられた。 第3位の「ファイト!」(中島みゆき)は、シングルリリースは1994年だが、発表されたのは1983年リリースのアルバム『予感』収録時。「静かな闘志が湧いてくる」、「人生にとって最高の応援歌」といったコメントとともに、主に30~40代からの支持を集めた。この楽曲はラジオ番組に投稿されたハガキに応える形で制作されたとのことなので、一般の方の体験に寄り添った「応援ソング」と言えるのかもしれない。 今回の総合ランキングTOP20の内訳としては、1990年代の作品が8曲、2000年代の作品が9曲、2010年代の作品が3曲ランクインした。