中学受験シーズンも本番となった。大学のインターネット出願が話題となったが、中学受験でもインターネットの活用が進んでいる。 たとえば2月1日入試実施校では、攻玉社、世田谷学園、本郷、洗足学園、鴎友学園、広尾学園など、多くの中学校が即日インターネット発表を行う。翌日以降の校内掲示による合格発表を待たなければならない場合は、第一志望の1日校が合格していても、多くの児童は結果を待たず2日にも受験することになる。インターネットは中学受験生の負担の軽減にも寄与しているといえそうだ。 また昨今は、午後入試を実施する学校が増えている。合格発表のスピード化も進んでおり、午前の結果を確認してから、午後に受験するかどうかを判断できるケースもある。 また、1日に2回の入試を実施する学校の例では、広尾学園は1日11時50まで第1回入試(午前)を実施し、同日14時30分には校内掲示による合格発表を行う。第2回入試(午後)は15時が集合時間となっているため、午前で合格した受験生は午後は受験しなくてすむことになる。 首都圏の中学入試は2月1日から3日をピークに、一部例外はあるが、1週間程度実施される。