文系・理系の枠を超えた東海大学型リベラルアーツ教育

 建学以来、文理融合の教育理念を推進してきた東海大学は、2001年度より現代教養教育を行うことを目的とした「東海大学型リベラルアーツ教育」を導入。高度な専門知識を身につけるだけでなく、現代社会で必要とされる能力を持つ人材を育てているという。

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東海大学、湘南キャンパス
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 建学以来、文理融合の教育理念を推進してきた東海大学は、2001年度より現代教養教育を行うことを目的とした「東海大学型リベラルアーツ教育」を導入。高度な専門知識を身につけるだけでなく、現代社会で必要とされる能力を持つ人材を育てているという。

 東海大学が展開しているリベラルアーツ教育は、文理融合という同大学の教育理念にマッチする。多様で複雑な現代社会は、文系的思考あるいは理系的思考のどちらかの視点だけではとらえることはできず、またひとつの専門領域だけで理解することもできない。

 同大学は、多様な価値観の受容、そして優れた想像力と豊かな人間性の養成を実施している。文系・理系という枠にとらわれない、総合的な思考力と多角的な視点からの洞察力など優れた想像力と豊かな人間性の養成へとつなげているようだ。

 そこで、東海大学は2010年度より「東海大学型リベラルアーツ教育」の具体的な目標として、「自ら考える力」「集い力」「挑み力」「成し遂げ力」の4つの力の育成をカリキュラムの中心に据えている。学んだ専門知識と社会で役立てるために必要な教養力を同時に身につけることで、学生の総合力を高めることがねらいだ。

◆実践的な英語教育とキャリア教育

 東海大学は、英語教育およびキャリア教育においても実践的なプログラムを用意している。英語は、現代社会に欠かせないコミュニケーションツールとして、日常生活での会話にとどまらず、ビジネスシーンにおいても活用できる英語力の習得を目的とした教育を行っている。また、TOEIC、TOEFL、英検といった資格の取得講座も受講できる。

 キャリア教育に関しては、単位が修得できる授業として1、2年次で「キャリア設計1・2」、3年次で「キャリア形成1・2」で体系的に学びを展開し、入学時から続けてサポートを行っている。「就職」や「進学」といった眼前の進路のみに捉われず、広く自分の人生を意識したキャリアデザインも教育の一環として考え、キャリア教育を実践している。

◆海外研修航海制度やハワイ東海インターナショナルカレッジ(HTIC)のキャンパス移転

 東海大学では、約40日間、東海大学所有の「望星丸」で船上生活を送る研修制度を実施。寄港先の人々との交流などにより海外の諸文化、諸事情に触れることができるほか、船内という限られた生活環境の中で仲間との共同生活を通じて、協調性を養い、豊かな人間性を培うことができるという。

 2001年度にスタートしたダブルディグリー・プログラム(DDP)を利用すると、夏休みから8か月間ハワイ東海インターナショナルカレッジ(HTIC)に留学することで、日本の「学士」と米国の「短期大学士」の両方の取得が可能。HTICでは、すべての講義が英語で行われるため、実践的英語力の向上が期待できる。

 また、2015年春にはHTICがハワイのオアフ島西部にキャンパスを移転。ハワイ大学ウェストオアフ校(UHWO)が同地に整備中の新キャンパス・学生街の一部として設置されるため、ハワイ大学の学生との交流を通じて、国際的視点の構築や教育上のメリットが高まる。

◆一般入試B方式(高得点B方式)
出願期間:2月6日(金)~2月21日(土)※ネット出願のみ
試験日:2月28日(土)
合格発表日:3月7日(土)

◆センター試験利用入試(後期)
出願期間:2月20日(金)~3月8日(日)※ネット出願のみ
試験日:大学独自の試験はない
合格発表日:3月16日(月)

◆アドミッションズ・オフィス入試 適性面接型(2期)
出願期間:2月12日(木)~2月27日(金)
試験日:3月8日(日)
合格発表日:3月16日(月)
《編集部》

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