港区UR賃貸住宅のキッズルーム、ボーネルンドがプロデュース

 全国で室内あそび場「キドキド」を運営するボーネルンドが、都市再生機構が管理を行う東京都港区のUR賃貸住宅「シーリアお台場三番街」内に、未就学児童を対象とした室内あそび場をプロデュースする。

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キドキド、Webサイト
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 全国で室内あそび場「キドキド」を運営するボーネルンドが、都市再生機構が管理を行う東京都港区のUR賃貸住宅「シーリアお台場三番街」内に、未就学児童を対象とした室内あそび場をプロデュースする。ボーネルンドによるUR住宅施設へのあそび場作りは、初めての事例。

 ボーネルンドは、一般家庭向けの子どもの成長に必要なあそび道具を全国86か所の店舗で販売しているほか、幼稚園や保育園、公園などでの大型遊具や教育道具の提供を含めたあそび環境の開発を行っている。親子一緒にさまざまなあそびを体験できる室内あそび場「キドキド」には、現在全国20か所、年間243万人が訪れている。

 「シーリアお台場三番街」に導入するあそび場は、同住宅に入居している0歳~6歳の未就学児とその保護者を対象とした、有料のキッズルーム。年間1,000円の利用料で自由に遊ぶことができる。体育先進国のデンマークで誕生した、バランス力を養う運動遊具「フォーム・アニマルズ」シリーズや、ごっこあそびを体験できる木製の「キッチンコーナー」など、親子や子ども同士のコミュニケーションを育む空間となっている。

 港区ではファミリー世帯人口が増加傾向にあるものの、地域のあそび環境が十分と言えない状況を踏まえ、地域課題の改善と、ファミリー層の入居率上昇を目指す目的のため、室内で天候に左右されず親子が遊べる環境を提供するに至ったという。

 今後もボーネルンドと都市再生機構は連携を図り、子どもの生活シーンのあらゆる場所へのあそび場提供を通して、都市・地方再生の取組みに携わっていくという。
《畑山望》

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