早稲田大、Webシラバスでの分野・レベル別検索を来年度から全学部で導入

 早稲田大学は平成27年度から、全学の科目情報を検索できるWebシラバスで、分野別・レベル別の検索ができるようになるという。これまで国際教養学部などで導入されていたが、全学部・研究科目で導入する。

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「早稲田大学コース・コード」の構造
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 早稲田大学は平成27年度から、全学の科目情報を検索できるWebシラバスで、分野別・レベル別の検索ができるようになるという。これまで国際教養学部などで導入されていたが、全学部・研究科目で導入する。

 全学部で導入されるコース・ナンバリング制度では、コース・コードを手がかりに学びたい分野とそのレベルを参照し、シラバスに書かれた授業内容を確認。それにより、学生が自身の興味関心にしたがって、より体系的な履修計画を立てることができる。

 同大のすべての授業科目には、「4つのアルファベット」―「3つの数字」―「1つのアルファベット」からなる8桁の文字列を付番。学問分野(1~3・4・6文字目)、レベル(5文字目)、科目番号(7文字目)、授業形態(8文字目)の4つのカテゴリーで構成されている。

 学問分野は、1~3文字目が大分類分野コード、4文字目が中分類、6文字目が小分類を示している。コードが示す学問分野の詳細は、シラバス上の「早稲田大学分野コード表」で確認できる。レベルコードは学士課程初級レベルの1から始まり、数字が大きいほど高度な内容を表す。授業形態はLが講義、Fが外国語など、アルファベットごとに授業形態が割りあてられている。

 同大によると、学部を横断した科目分布の把握が可能となる、留学生の科目選択や海外大学との単位互換がスムーズになるなどのメリットが考えられるという。
《黄金崎綾乃》

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