全国農業協同組合中央会(JA全中)は、「バケツ稲づくりセット」の個人・学校向け申込み受付を3月19日から開始する。種もみ、肥料、栽培マニュアルが届くので、バケツと土を用意するだけで稲作体験ができる。 同事業はJAグループの「みんなのよい食プロジェクト」の一環として、子どもたちに稲づくりの体験を通して、米や稲作文化、農業の魅力を知ってもらうことが目的。平成元年から行われており、平成26年度までに延べ900万人がバケツ稲づくりを体験したという。今年度は33万セットを用意、希望する学校や個人に無償で提供する。 「バケツ稲づくりセット」は、バケツで小さな田んぼを作り、種もみから稲を育ててお米を収穫するというもの。バケツ1個分の種もみ、肥料、栽培マニュアルが同梱されているので、バケツと土を用意すれば、庭やベランダなどで、初めての人でも手軽に稲作体験ができる。 受付期間は3月19日から6月中旬までで、予定数がなくなり次第終了となる。申込み方法は、学校・教育団体・公共団体・公益法人の場合は、FAX、ハガキ、インターネットから。個人の場合は、封書での申込み。「バケツ稲づくりセット」は無償だが、送料は申込み者が負担する必要がある。◆「バケツ稲づくりセット」申込み受付期間:2015年3月19日(木)~6月中旬予定、なくなり次第修了申込み方法:学校・教育団体・公共団体・公益法人の場合FAX、ハガキ、インターネットで申し込む(インターネットは4月1日から受付)※送料は、着払いで全国一律1,030円(1梱包200セットまで)個人の場合封書で申し込む※申込み1件につき、マニュアルは1冊、種もみ・肥料は5袋まで団体、個人とも送料は申込者が負担する