東大発の「アントレプレナーシップ論講座」が、今年も開講される。誰でも参加できるオープンな講座で毎週水曜日の夜に文京区で開催される。参加費は無料。Webからのエントリー後、4月18日に行われる初回説明会に参加し、面接を経て受講を開始する。 アントレプレナーとは、何か問題を感じた時にそのままにせず「一歩を踏み出す心意気」のこと。講座では、5~6名のチームに分かれて、チームワークやプレゼンテーション、ビジネススキルを学び、3か月でアントレプレナーシップを身につけることを目標にしている。 講座では、ベンチャー企業の社長に出会えたり、社長に自分のアイディアを提案できたりする。3ヶ月の間に2つの企業からもらった課題についてチームで取り組み、プレゼンテーションを行う。毎週プレゼンの宿題があり、講師やアドバイザーからも厳しい指導があるという。8月8日には、受講生たちの事業案を発表する最終発表会がある。 同講座は、以前は東大の講義だったが、現在は誰でも参加できるオープンな講座である。今年で13年目を迎え、卒業生は300人にのぼる。文京区の公認団体として登録されており、講師やアドバイザーは、ベンチャー企業の社長や卒業生などによるボランティアによって運営されている。 受講生は皆、ビジネス初心者で、東大生の割合は半分程度。主な対象は理系の大学院生だが、文系の学生や学部生、留学生も歓迎している。インターンで、仕事をすることに興味がわいた人や、自分なりの事業を考えたい人に合う講座であるという。◆2015年度「アントレプレナーシップ論講座」初回説明会日時:4月18日(土)14:00~17:00会場:文京シビックセンター4Fホール定員:30名内容:講座の詳細な説明、講義や講師・TAの紹介、簡単なワーク、質疑応答など受講開始までの流れ:エントリー後、初回説明会に参加。その後、面接を経て受講開始となる。