平成生まれの退職理由は「キャリア成長」と「残業時間」

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VORKERS「就活応援プロジェクト」
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 入社3年目までの退職は「キャリア成長が望めない」「残業・拘束時間の長さ」が大きな理由であることが、就職・転職クチコミサイト「Vorkers」の分析からわかった。また、「残業・拘束時間の長さ」は、各業界の退職理由でも1位となっていることが多い。

 Vorkersは、就職・転職の参考情報として、「在籍企業の職業環境」に対する「社員・元社員」の評価点やレビューを共有している。就活生に向けた「就活応援プロジェクト」では、新卒若手社員のクチコミを元に、3回シリーズでレポートを発表。4月14日に公開されたレポート「平成生まれの退職理由」は、シリーズの3回目にあたる。2007年7月から2015年3月に、新卒3年目までに退職した元社員から投稿された回答(全627件)を対象データに、退職理由のフリーコメントを15個に分類した。

 退職理由でもっとも多かったのは「キャリア成長が望めない」25.5%、「残業・拘束時間の長さ」24.4%もほぼ同等の割合となった。その後は、「仕事内容とのミスマッチ」19.8%、「待遇・福利厚生の悪さ」18.5%が続いた。退職理由で1位となったキャリア成長には、「現状の会社でのキャリアに対する不安」、「より具体的なキャリア成長」の2つの方向性があるという。同社では、終身雇用制や年功序列のキャリアアップを望めない世代にとっては、長い下積み時代よりも早く次のステップに進みたい思いが強いと分析している。2位の「残業・拘束時間の長さ」については、残業時間の多さに悩む若手社会人が多く、サービス残業につながる現状も見受けられたという。

 生命保険、証券会社、官公庁などの主要9業界の退職理由も分析。各業界の1位は、保険が「仕事内容とのミスマッチ」、官公庁・レジャーが「キャリア成長が望めない」、金融はその両方が同率1位となった。小売・不動産・教育・飲食・メディアは「残業・拘束時間の長さ」が1位だった。そのほか、保険・小売・教育・官公庁・飲食・メディアの6業界では、「待遇・福利厚生の悪さ」が上位3位以内にランクインしていた。

 「就活応援プロジェクト」では、今回のレポートのほかに「若手社員に評価の高い会社」「プライベート安定型の会社」についても分析。これらのレポートは、Vorkers働きがい研究所にて公開されている。
《黄金崎綾乃》

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