ミツカングループは、創業地・愛知県半田に「MIZKAN MUSEUM(愛称MIM、ミム)」を11月にオープンする。ミツカンの歴史や、食文化の魅力に触れ、見てさわって、楽しみながら学べる体験型博物館となっている。 MIMは、敷地面積は6,318平方メートル、延床面積は酢づくり生産エリアも含めて5,173平方メートルとなっている。「大地の蔵」「風の回廊」「時の蔵」「水のシアター」「光の庭」の5つのゾーンに分かれ、酢づくりの歴史や現在の醸造のようす、食文化や体験を通して食の魅力について楽しく学ぶことができるという。 建物の外観は醸造の歴史を今に伝えるべく、半田の観光資源である運河沿いの黒塀をそのまま残したものとなっている。MIMのロゴマークは、半田工場の屋根が連なる姿を表したものである。 同館は、名鉄河和線「知多半田駅」徒歩13分、もしくはJR武豊線「半田駅」徒歩3分という立地にあり、古くから続く運河沿いの黒塀の景観とともに、酢づくりの歴史や、醸造技術、ものづくりへのこだわり、食文化の魅力などを次世代に伝える施設として設立される。 MIMのWebサイトが4月14日に開設され、館内のゾーンの紹介などを見ることができる。利用案内などの詳細も、確定次第、Webサイトに随時公開される。