奨学金返済義務の認知は大学生・保護者ともに7割…JASSO調査

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大学生が進学費用を把握する時期
  • 大学生が進学費用を把握する時期
  • 親が進学費用を把握する時期
  • 奨学金事業について
 日本学生支援機構が行った、大学生と大学生の子を持つ親を対象とした調査で、奨学金は返還の必要があることを知っていると回答した割合が大学生、親ともに約7割であることがわかった。また、大学生の約16%が進学費用を把握した時期を高校卒業後と回答した。

 調査は日本学生支援機構(JASSO)が、2014年11月6日から11月8日にインターネットにより実施した。親子関係ではない全国の大学生と、大学生の親の各400名が対象で、進学時の状況を調査するため大学生の学年は1、2年とした。

 大学進学について「入学金と授業料のおおよその金額を把握する時期」を、保護者が「高校3年生の冬休み明けから3月まで」25.8%、「高校3年生の夏休み明けから冬休み終わりまで」19.8%と回答した。一方、大学生は把握した時期を「高校卒業後」と回答した人が15.5%となり、「高校3年生の夏休み明けから冬休み終わりまで」15.3%、「高校3年生の冬休み明けから3月まで」15.3%が続いた。

 JASSOの奨学金事業について、実施を知っていると回答した大学生209名と親200名に知っている事業内容を調査したところ、「経済的理由で修学に困難な学生本人に、奨学金の貸与を行っている」ことを大学生の90.0%が知っていると回答した。「無利息の第一種奨学金と、利息の付く第二種奨学金がある」ことを知っている学生は75.6%、「奨学金は貸与(貸付)であり、貸与終了後に返還しなければいけない」ことを知っている学生は72.2%だった。

 また、親も90.0%が「経済的理由で修学に困難な学生本人に貸与を行っている」ことを知っていると回答した。「第一種奨学金と第二種奨学金がある」ことを知っている親は72.5%、「奨学金は返還しなければいけない」ことを知っている親は71.5%だった。

 「奨学生が卒業後に返還するお金が、次の世代の奨学金として使われている」ことを知っているとした回答は、大学生46.9%、親43.0%とともに半数を下回った。
《勝田綾》

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