Z会とデジタル・ナレッジは5月19日、ICTを活用した教育サービスを総合的に提供する合弁会社「Z会ラーニング・テクノロジ」を設立した。多様化していく教員の教育活動の一助となることを目指すという。 両社は4月10日に業務提携し、協議を続けてきた結果、質の高い教育ICTサービスの提供ができると判断したことから、合弁契約を締結し、新会社を設立することとした。 Z会は長年築きあげてきた学習指導ノウハウがあり、デジタル・ナレッジは1,000を超える学校・企業に提供してきた教育テクノロジがある。「Z会ラーニング・テクノロジ」では、この両社の強みを融合し、ICTを活用した教育に関わるすべてを総合的に提供することで、教材・情報端末・学習システム単体では解決できなかった学校の課題を解決するとしている。 今後、教員に要求されるスキルやノウハウが変わっていくと予想されることから、家庭学習向けの教材提供だけでなく、多様化していく教員の教育活動の一助となることを目指す。 なお、「Z会ラーニング・テクノロジ」は、5月20日~22日に東京ビッグサイトで開催される「第6回 教育ITソリューションEXPO(EDIX)」に出展する。◆Z会ラーニング・テクノロジの概要商号:株式会社Z会ラーニング・テクノロジ設立年月日:2015年5月19日本社所在地:静岡県三島市文教町1-9-11 Z会文教町ビル東京事業所:東京都台東区上野5-3-4 eラーニング・ラボ秋葉原役員:代表取締役社長 工藤敏幸(デジタル・ナレッジ取締役)従業員:約10名(設立時)