慶大先端生命科学研究所「高校生バイオサミットin鶴岡」8/2から

 「第5回 高校生バイオサミットin鶴岡」が8月2日~4日、山形県鶴岡市の慶應義塾大学先端生命科学研究所などで開催される。最先端の研究施設を見学するほか、高校生が日ごろの研究成果を発表しあう。優秀な作品には賞が贈られる。応募締切は6月19日。

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第5回 高校生バイオサミットin鶴岡
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 「第5回 高校生バイオサミットin鶴岡」が8月2日~4日、山形県鶴岡市の慶應義塾大学先端生命科学研究所などで開催される。最先端の研究施設を見学するほか、高校生が日ごろの研究成果を発表しあう。優秀な作品には賞が贈られる。応募締切は6月19日。

 同サミットは、慶應義塾大学先端生命科学研究所、山形県、鶴岡市で構成する高校生バイオサミット実行委員会が2011年から毎年夏に鶴岡市で開催している。同市はバイオ研究の世界的な拠点として、次世代バイオ燃料の藻を利用した油作り、だ液でがんを発見するなど、革新的な研究開発が行われている。

 サミットへの参加には「成果発表部門」「計画発表部門」「一般部門」の3種類の応募方法がある。「成果発表部門」は、すでに行った研究および現在実施中の研究成果を発表。1次審査(書類)に合格するとサミットに参加でき、2次審査(サミット初日)にポスター発表を行い、優秀な発表は決勝審査に進出し受賞対象となる。

 「計画発表部門」は、これから実施する研究や開始して間もない研究の計画を発表。1次審査(書類)に合格すると、サミットに参加し2次審査のポスター発表を行う。決勝審査はなく、「審査員特別賞」のみ受賞対象となる。「一般参加部門」は発表はせず、ほかの2部門の参観になる。

 2014年の第4回は全国50校から約200人が参加。横浜市の高校生が「粘菌はいかにして餌(えさ)を見つけるか」をテーマに発表し、文部科学大臣賞を受賞した。

 「成果発表部門」「計画発表部門」の応募は、Webサイトから申請用紙をダウンロードして必要事項を明記し、研究レポートをメールまたは郵送で提出する。「一般部門」は参加申請用紙をダウンロードして申し込む。応募締切は6月19日。応募の詳しい内容はWebサイトで確認できる。

 サミットへの参加は無料だが、交通費、宿泊費などの費用は参加者の負担になる。そのため、今回は旅費補助制度を導入され、関東地方を除く500km以上の遠隔地から参加する引率教員1人に対し、往復運賃および宿泊費を先着順で補助する。

◆第5回 高校生バイオサミットin鶴岡
日時:8月2日(日)~4日(火)
会場:鶴岡メタボロームキャンバス(鶴岡市覚岸寺字水上246-2)
慶應義塾大学先端生命科学研究所(鶴岡市大宝寺字日本国403-1)
対象:全国の高校生
参加費:無料だが、交通費、宿泊費は参加者負担(一部補助あり)
募集部門:「成果発表部門」「計画発表部門」「一般部門」
応募締切:6月19日(金)※一般参加は満員になり次第受付終了
《田中志実》

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