農林水産省は15日、「アグリビジネス創出フェア2015」を11月に開催するにあたり、出展者の募集を開始した。フェア内ではマッチング企画も予定しており、その協力機関も同時に募集する。 同フェアは農林水産・食品分野などにおける、最新の研究成果をPRするためのイベント。研究成果の実用化・事産業化を図り、アグリビジネスの創出を目指す。さらに、研究機関同士をはじめ、研究機関と事業者との産学連携を促す技術・交流展示会としても機能する。 また、産学連携をよりいっそう促進させるためにマッチング企画を実施する予定。「研究・技術プレゼンテーション」「各出展機関が主体となって実施する連携促進企画」「Webによる情報発信」という3つの取り組みで、マッチング企画への協力機関を募集する。 同フェアの開催日程は11月18日~20日の3日間で、会場は都内江東区の東京ビッグサイト。入場料と出展料はともに無料で、延べ3万5000人以上の参加を目標にしている。 なお、同フェアは出展が有料の展示会への参加が困難な公的研究機関、および大学等にもその技術を紹介できる機会としているため、すでに営利目的で事業化されている研究成果等については、「アグロ・イノベーション2015」への出展を勧めている。