企業からの協賛金を元手に海外留学の費用を支給する文科省の制度で初めてとなる高校生の選抜結果がまとまった。514人が申請し、303人が合格した。倍率は1.70倍。合格した生徒のうち男性は85人、女性は218人で、女性の方が3倍近く多かった。倍率は男性が1.67倍、女性は1.71倍。 在籍している高校の国公私立別の内訳は国立が37人、公立が162人、私立が104人だった。倍率は国立が1.32倍、公立が1.69倍、私立は1.85倍。合格率は国立、公立、私立の順に高かった。 この制度は昨年度から大学生を対象に始まった。今年度から高校生も対象とした。