日能研東海は7月12日、2020年度から始まる新大学入試制度についての講演会を、小学生保護者を対象に開催する。入試の今後と私学での取組みを語るとともに、受験を見据え現在の小学生に求められる力について伝える。 現在の小学生は、教育改革により2020年度から始まる新しい入試制度で大学を受験することになる。新制度では、これまでの「知識・技能」中心の入試を大きく改め、多面的かつ総合的な入学者選抜への転換が図られる。高校在学中のテストで基礎的学力を測定し、センター試験に代わる「大学入学希望者学力評価テスト(仮)」で「思考力・表現力・判断力」などを評価。さらに、大学ごとの個別試験で面接・論文などの方法を通して「主体性、多様性、協働性」が試されることになる。 同講演会では、第1部に日能研グループと協業する河合塾を招き、大学入試改革についてとともに今後求められる「新学力」とは何かを語り、「センター試験に変わるテストでは何が問われるか」「どんな力をつければいいのか」といった保護者の声に答える。 第2部では、私立中学校校長などが大学入試改革に向けた私学中高一貫校の取組みについて伝え、教育の転換期における学校現場の対応について語る。 小学生の保護者を対象にしているが、だれでも参加が可能。参加は無料で、Webページにて事前に申込みが必要となる。◆変わる大学入試「大学入試改革」と「私学での取組み」日時:7月12日(日)10:00~11:30(開場9:30)会場:朝日新聞名古屋本社 朝日ホール対象:小学生の保護者※だれでも参加可能入場料:無料申込方法:日能研Webページより申込み