予見の困難な時代の中で新たな価値を創造していく力を育てるため、学力の3要素(※)の確実な育成・評価を目的に、文部科学省が主導している「高大接続改革」に伴う大学入学者選抜改革のこと。
具体的には、平成32年度(2020年度)から、現行の「大学入試センター試験」が「大学入学共通テスト」に代わり、国語と数学で記述式問題が導入される。また、英語については英語4技能(読む・聞く・話す・書く)を適切に評価するため、民間等が実施する英語資格・検定試験の活用が決定している。大学が実施している個別入学者選抜についても、学力の3要素を多面的・総合的に評価する選抜への改善が求められている。