【大学入学共通テスト2025】問題作成方針を解説…旺文社

 旺文社教育情報センターは2022年12月6日、「新課程共通テスト『問題作成方針の方向性』公表!」をWebサイトに掲載した。2025年度からスタートする新課程入試の大学入学共通テストについて、大学入試センターの公表資料をもとにわかりやすく解説している。

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「国語」の問題作成方針の方向性 (c) 2022 旺文社 教育情報センター
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  • 旺文社教育情報センター

 旺文社教育情報センターは2022年12月6日、「新課程共通テスト『問題作成方針の方向性』公表!」をWebサイトに掲載した。2025年度からスタートする新課程入試の大学入学共通テスト(以下、共通テスト)について、大学入試センターの公表資料をもとにわかりやすく解説している。

 大学入試センターは11月9日、2025年度(令和7年度)共通テストについて、「問題作成方針に関する検討の方向性」等の資料を公表。これを受け、旺文社教育情報センターは「新課程共通テスト『問題作成方針の方向性』公表!」と題して、これまで公表された内容を総まとめ的に取り上げている。

 「問題作成方針の方向性」のうち、全教科共通のポイントには「知識の深い理解や、知識を活用する思考力が必要となる問題を重視」「教科横断的に育成する言語能力、情報活用能力、問題発見・解決能力にも留意」「問題では学習の過程を重視した場面を設定」「問題の構成、内容、分量、表現等に配慮」の4点をピックアップ。「思考力重視の姿勢があらためて示された」と解説している。

 各教科の「問題作成方針の方向性」についても紹介。このうち、「国語」では近代以降の文章で大問を1問追加し、試験時間を現行の80分から90分に延長する。「情報」は、試験時間60分、配点100点満点に設定。注目度が高い「情報I」の試作問題については、「情報Iの学習内容から幅広く出題され、多くの受験生にとって初見であろう内容も扱われた。単なる知識の暗記ではなく、本質的な理解が求められている」と分析している。


《奥山直美》

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