熱中症、部活動中の予防と対策を公開

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真夏の様相で熱中症に注意!部活後の水分補給には濃いめの塩分を
  • 真夏の様相で熱中症に注意!部活後の水分補給には濃いめの塩分を
日本列島が一気に真夏の様相を呈している。こうしたなか、注意したいのは熱中症だ。

教えて!「かくれ脱水」委員会は、クラブ活動中の熱中症予防と対策を公開した。

夏場のクラブ活動中、特に注意が必要なものが熱中症対策だ。熱中症症のリスクが高いのは、炎天下の屋外でのクラブ活動だけでなく、実は、体育館や武道場などの室内競技スポーツだと言われている。そこで、激しい室内競技である剣道における高校生の熱中症リスクとその対策について、教えて!「かくれ脱水」委員会の十河剛委員、都立小山台高校剣道部顧問土崎祐一郎先生に話を聞いている。

十河委員は、「体育館や武道場など、古い校舎でやることが多く、一般的に、壁や屋根からの伝導してくる熱をうけてしまいます。また、室内で風がどうしても抜けていかないような造りになっていると、空気が対流できないために皮膚の温度を下げることができなくなります。加えて、剣道では、防具を付けているので、対流があってもその効果を受けにくいんです」と、剣道における熱中症のリスクについて話した。

土崎先生は、「最近の稽古では、脱水しないように、先に水分と電解質を摂っておいて、その摂った分を汗として出す。カラダの水分量はなるべく変わらないようにしておきなさいということが指導としていわれるようになってきました」と剣道の状況を語り、熱中症対策のポイントを「稽古の前にまず水分を摂っておくようにとか、朝稽古のときやランニングのとき、なるべく前に水分と電解質を摂っておくようにしている」とコメント。

十河委員からも、「最近は激しい汗をかくときは、体重減少を2%以内に抑えるようにいわれています。そのために、先に水分や電解質を摂っておくことが推奨されているんです。目安として前もって飲んでおくということですね」とアドバイスがあった。

「剣道のような対人競技の稽古というのは、休む時間がないですね。稽古の継続時間や生徒の状態を配慮して、どこかのタイミングで一回防具を外して休む、あるいは水分補給をするということが必要になってくると思います」と土崎先生は話し、先生が顧問を務める都立小山台高校剣道部では夏の練習時、面や小手などの防具をつけない状態での練習から初めたり、こまめに水分補給をとるようにしたり、熱中症にならないように工夫していると語った。

終わってからの水分補給に関しては、十河委員が「競技や練習の最中というのは、糖分の入った(スポーツドリンクは5%程度の糖分)ものでいいですが、終わった後に糖分しか入っていない飲料の摂りすぎは、カラダに水分が保持されず尿量が増えますので、あまりお勧めしません」とコメント。ある程度塩分が濃いものの方がいいと話し、運動後は「ナトリウム量が少ないと、水分のカラダへの定着が悪く尿として出て行ってしまう。経口補水液のOS-1などは、塩分が多くて糖分が少ないので、水分や電解質がカラダに定着します」と語った。

熱中症は、早めの処理が肝心。十河委員によると、「I度II度の段階で処置をしておけば、その後に重篤になるようなことはありません。I度II度の段階を理解して、その段階でどういう対応をしたらいいのかを知っておくこと」がいちばん大切だということだ。

真夏の様相で熱中症に注意!部活後の水分補給には濃いめの塩分を

《美坂柚木@CycleStyle》

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