「マグネットシート」はキャビネットや冷蔵庫などスチール製のものに張り付き、ホワイトボードタイプの「マグネットシート」の場合は、専用マーカーで書けば、ティッシュで消して繰り返し使えます。こうしたことから、オフィスや家庭で、予定表や行き先メモなどさまざまな用途で使われています。 実は、カラフルでマグネットなのにやわらかいという特長から、工作でも利用されています。今回は「マグネットシート」でパズルを手作りしてみようと思います。 使用するのは、マグネットシート(マク-310)という商品です。【用意するもの】・マグネットシート(マク-310)・カッターマット・定規・シャーペン・はさみ・カッター・紙コップ【作成手順】(1)パズルのピースの形の種類、大きさを考えます。(2)正方形の一辺の長さを決め、他のサイズの一辺はその1/2や、2倍の長さにします(このようにしておくとピースを組み合わせてパズルをするときに都合がよいのです)。今回は小さい正方形の一辺を4センチ、大きい正方形は8センチで作ります。(3)マグネットシート(マク-310)の中に入っている方眼罫の紙を利用して、ピースの下書きをします。(4)直線は定規を使い、円は今回は紙コップを利用して書きます。(5)ピースの切り抜きは、直線は定規とカッターで、円ははさみで切ります。 カッターで切るときのコツは、1回で切り抜こうとせず、弱い力でも丁寧に定規に沿って数回刃をあてること。こうすることで、きれいに切ることができます。(6)3色のマグネットシートを使い、53個のピースができました。(7)ピースを使い、のりもの、かお、どうぶつなどいろいろな形や模様が作れます。(8)冷蔵庫などスチール製のものにマグネットを利用して張り付けても良いですし、マグネットを付けられるところがない場合は、机の上で普通のパズルとして遊ぶのもお勧めです。 普段は事務用に使われることが多いマグネットも、このように利用すると楽しい工作の材料になります。身近にあるもので簡単に作ることができ、大人も子どもも楽しむことができるので、みなさんも試してみてはいかがでしょうか。