東京大学柏キャンパスでは10月24日、女子中高生が理系現場を体験するイベント「未来をのぞこう!」を実施する。参加費は無料で、事前申込みが必要。柏キャンパス一般公開との同時開催となる。 同プログラムは東大柏キャンパスの4研究機関が協力して、女子中高生に研究の現場を体験する機会を提供するもの。 宇宙や光や熱、新物質の研究などを行う新領域創成科学研究科では「知の冒険にでかけよう!」をテーマに同研究科の3つの研究系を見学する。 物性研究所では「ナノ、光、極限、物質の世界を楽しもう!」と題した研究室公開で「宝石のルビーはなぜ赤いのか」「ナノの世界とは?」といった現象を学ぶ。 大気海洋研究所では実際に使われている装置を使って、海洋や大気、地球生命圏の進化や環境変動のメカニズムを明らかにし、地球環境の未来を考える。 空間情報科学研究センターではデジタル空間情報技術を生かして、身のまわりの「空間」を研究する。 参加者は希望の研究科や研究所に分かれ、教員や大学院生と一緒に実験を行ったり、最先端の研究現場を見学したりする。プログラムには参加者の昼食も用意されており、スタッフや学生との懇談の場も設けられる。各研究所体験後は、研究機関合同の講演が行われ、先輩女性研究者を囲んでのティータイムも実施する。 保護者または教員1名まで同伴可能。各研究機関のプログラムは女子中高生のみの参加になるが、その間、柏キャンパス一般公開が見学でき、午後の合同イベントは一緒に参加できる。申込みは10月16日締切りで先着順。◆「未来をのぞこう!2015」日時:10月24日(土)10:00~15:30(柏キャンパス一般公開2015同時開催)場所:東京大学 柏キャンパス(千葉県柏市)対象:女子中高生(保護者または教員1名まで同伴可)定員:新領域創成科学研究科、物性研究所、大気海洋研究所各35名、空間情報科学研究センター10名参加費:無料申込方法:Web参加申込みページより締切:10月16日(金)17:00(先着順)