年が明けると、いよいよ高校3年生は大学入試が待っています。これまでの日々。勉強の集大成ともいえる大学入試で緊張も最高潮になりますが、それが終われば、いよいよ卒業も間近。卒業し友達と別れ別れになるのは寂しい反面、大学への期待も高まります。勉強以外にも楽しみがいろいろある大学ですが、イマドキの大学は高校とどう違うのでしょうか？■選択肢が多い大学生活マイナビティーンズ掲載のコラム「自由度アップ、自己責任もアップ！？大学生になったら思い切り楽しみたい！」では、自分のカラーで選べる授業、放課後はバイトや部活と自由に過ごすことができるだけなく、ボランティア活動などいろいろな選択肢があると、大学生活の特色について触れています。1～2年のうちにまとめて単位を取ってしまい、3～4年はほとんど大学に来ない人もいれば、遊びほうけて留年してしまう人もいるなど、まさに大学は「自己責任」というコトバがぴったり。選択肢が多いだけに、何を選ぶかよく考えないといけないのが大学生活なのです。■サークルやクラブで青春謳歌そして、大学生活といえば、楽しみなのが、サークルやクラブです。体育会のクラブなどは上下関係が厳しいところもありますが、サークルは基本的にフレンドリーで、サークル内でカップルもよく誕生します。大学祭では模擬店を出店したりと、文字通りお祭り騒ぎ。新入生の頃は、3年や4年の先輩の男性がとにかく大人に見えるもの。あちらこちらのサークルで、サークル内カップルが誕生します。もちろん、女子大のコにも男性との出会いはあります。インカレサークルなどの勧誘をしに、入学式から数日間、門の前にズラリと他校の男性が並ぶんだとか。ちなみに、インカレとは「Intercollegiate」、つまり「大学間の」を意味し、さまざまな大学に通う多種多様な学生で構成されているサークルのこと。つまり、他大学に通っている人でも入れるのです。クリスマスパーティーやバーベキュー、ボーリングなどイベント盛りだくさんで、男女の出会いもアリ、一気に友達が増えます。「大勢でとにかく盛り上がりたい」「イベントを楽しみたい」という人にはインカレサークルがぴったりですが、アットホームな雰囲気がいい人は、大学内のサークルやクラブがおススメです。■4年間をどう過ごすかは自分次第大学生活、何を重点に置くかは、人によってさまざまです。大学の長期休みは、1か月半～2か月間もあるので、日本全国を自転車でまわったり、ひたすらバイトをしたりと思う存分好きなことに挑戦できるのが魅力。社会人になって毎日時間に追われるようになると、「大学生のときは時間があったな～」としみじみと感じる人は多いのではないでしょうか。自分のやりたいことが見つかっていれば、それを追究するだけの時間はたっぷりあるし、もしまだ見つかっていなくても、いろんな人との出会いを大切に好奇心の赴くまま行動していれば、きっとやりたいことが見つかるはず。単位をできるだけ早く取って就活を早めに始め、いい会社に入ることができる人もいるかもしれませんが、就活や単位をとることで学生生活が明け暮れてしまったら、それこそもったいありません。4年間をどう過ごすか、大学生活を楽しいものにするかは、自分自身。そのためにも、今自分ができることを見つけてほしいですね。そうすれば自ずと道が開けてくるでしょう。ライター：オタフク マメコ（フォークラス）
