アズジェント、教育機関などに向けたメール添付ファイルを「無害化」

 アズジェントは、地方公共団体、教育機関を対象にメールの添付ファイルを無害化するためのソリューション「Secure Data Sanitization」(SDS)のパブリックパッケージの提供を開始すると発表した。

デジタル生活 先生
メール添付ファイルの無害化イメージ
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株式会社アズジェントは11月17日、地方公共団体、教育機関を対象にメールの添付ファイルを無害化するためのソリューション「Secure Data Sanitization」(SDS)のパブリックパッケージの提供を開始すると発表した。SDSは、同社が取り扱いを行っているイスラエルのVotiro社の製品。ファイルがマルウェアを含んでいるかもしれない「可能性」を重要視し、メール添付等によって外部から入ってくるすべてのファイルを自動的に無害化(サニタイズ)する。

一般的にエクスプロイトやマルウェアは、ファイルのメタデータや空ビットスペース、マクロの中に潜んでいる。SDSは、これらのデータをチェックし、ファイルに不要なデータ部分を削除、あるいは意味のない情報に書き換えることで無害化する。アズジェントは、セキュリティ対策が特に重要とされる地方公共団体、教育機関向けにSDS パブリックパッケージの販売を開始する。同パッケージは、SDSと5年間の保守がセットになったもので、定価は500ユーザで7,982,000円(税抜)。

メール添付ファイルの「無害化」ソリューション、教育機関などに向け提供(アズジェント)

《吉澤 亨史@ScanNetSecurity》

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