多摩六都科学館では、1月から2月にかけて宇宙やオーロラに関するサイエンスレクチャーを開催する。金星周回軌道への投入に成功した「あかつき」や電波天文学、オーロラの不思議などについて、専門家が講演する。 東京都西東京市にある多摩六都科学館は、「Do Science!」を合言葉とする参加体験型の科学館。実験教室や講演会など、さまざまなイベントを行っている。 「ロクトサイエンスレクチャー」として1月17日に行われるのは、「見えない宇宙を観る―電波で探る星の誕生の場―」。電波で宇宙を見ると何がわかるのか、電波天文学の最新成果を国立天文台の梅本智文氏が講演する。 1月30日には「太陽系の内へ、外へ―はやぶさ2、あかつきの物語―」と題した講演を、探査機開発者であるNEC航空宇宙システムの小笠原雅弘氏が行う。金星、水星、そして小惑星リュウグウへと注目される日本の探査機や宇宙開発について語る。 2月6日は、ロクト南極スペシャルイベントとしても実施される「極地の星空とオーロラ」。国立極地研究所准教授の片岡龍峰氏が、なぜ地球にはオーロラが光っているのかなど、氏が研究するオーロラの不思議やこれからの挑戦について講演する。 どのイベントも、サイエンスエッグと呼ばれるプラネタリウムで開催される。イベントは、はがきや館内申込書またはWebサイトから事前申込みが必要となる。◆多摩六都科学館 ロストサイエンスレクチャー場所:多摩六都科学館 サイエンスエッグ申込方法:はがきや館内申込書、またはWebサイトから申し込む【見えない宇宙を観る―電波で探る星の誕生の場―】日時:2016年1月17日(日)17:10~18:40対象:中学生~大人※このイベントに参加する中学生・高校生は入館料無料定員:150名申込締切:1月7日(木)必着【太陽系の内へ、外へ―はやぶさ2、あかつきの物語―】日時:2016年1月30日(土)17:10~18:40対象:中学生~大人※このイベントに参加する中学生・高校生は入館料無料 定員:150名申込締切:1月18日(月)必着【極地の星空とオーロラ】日時:2016年2月6日(土)17:10~18:30対象:小学4年生~大人定員:150名申込締切:1月23日(土)必着