◆毛筆フォントやツールで美しい文字を贈る 年賀状では文字にもこだわる人も少なくない。特に、「あけましておめでとうございます」などの定型文は、どんなフォントを使うかによって、印象も変わってくる。素材集サイトでも、さまざまな筆文字素材が用意されているが、定型文でなく自分の言葉を入れたい場合は毛筆フォントをインストールしておくと便利だ。■武蔵システム フォントの販売を行う武蔵システムでは、書家の青柳衡山氏などによる毛筆のフォントが無料でダウンロードできる。商用の利用もオーケー。書家ならではの達筆な日本語フォントを用いて、新年の言葉を紡いでみよう。■Web書道 フォームに文字を打ち込むだけで、簡単に毛筆の言葉ができあがるウェブサービス。できあがった書道は、ツイッターなどのSNSで使用したり、ダウンロードして年賀状素材としても使える。ウェブ版では最大12文字までだが、文字数制限のないアプリ版もある。■郵便年賀.jp「手書き風毛筆ツール」 毛筆の、しかも手書きにこだわるならば、「手書き風毛筆ツール」で、あいさつをしたためてみてはいかがだろうか。3種類の太さの筆と12種類の色が用意されており、マウスで好きな文字を書くことができる。かすれなどもリアルに表現されるため、実に味わい深い一筆に仕上がる。作品は、同じく郵便年賀.jpに用意されている「はがきデザインキット2016」で読み込んで素材としても使える。文字ではなく、筆のタッチを生かした絵を描いてみるのもおもしろい。【次ページ】「オリジナルはんこも似顔絵も全部無料!」へ