デルタ航空、早大の留学プログラムに渡航用航空券を無償提供

 デルタ航空は1月7日、早稲田大学の学生向け米国留学プログラムの趣旨に賛同し、選抜された学生に米国渡航用の航空券を提供することに同意した。期間は2015年度から2年間。デルタ航空が日本の大学の留学支援プログラムを支援するのは、初めてだという。

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デルタ航空が早稲田大学の留学プログラムを支援
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  • 早稲田大学「グローバル・リーダーシップ・プログラム」
 デルタ航空は1月7日、早稲田大学の学生向け米国留学プログラムの趣旨に賛同し、選抜された学生に米国渡航用の航空券を提供することに同意した。期間は2015年度から2年間。デルタ航空が日本の大学の留学支援プログラムを支援するのは、これが初めて。

 デルタ航空では、教育支援をコミュニティ活動の柱のひとつとして位置付け、教育機関や学校を支援している。日本では、フルブライト奨学金やTOMODACHIイニシアチブのスポンサーとして、日本人の学生・社会人の米国留学をサポートしている。

 今回支援を行うのは、早稲田大学が学生向けに提供する米国留学プログラムのひとつである「グローバル・リーダーシップ・フェローズ・プログラム」。2012年度より開始したこのプログラムでは、多様な価値観を尊重できる真のグローバル・リーダーの育成を目指して、米国の名門大学と共同運営している。1年次の秋に、書類審査や面接試験などをとおしてフェローズ(派遣学生)約15名を選抜。

 派遣学生の留学先は、ボルチモアのジョンズ・ホプキンス大学、ニューヨークのコロンビア大学、サンフランシスコのカリフォルニア大学バークレー校、シアトルのワシントン大学、ニューハンプシャーのダートマス大学、ワシントンD.C.のジョージタウン大学といった、米国を代表する大学が名を連ねる。1年間の海外留学に加え、留学前後にも特別なカリキュラムが組まれ、学部4年間を通じてのプログラムであることが大きな特徴となっている。

 デルタ航空は、早稲田大学の「世界を舞台に活躍するリーダーを育てる」という留学プログラムの趣旨に賛同し、提携を決定したという。デルタ航空日本支社長の森本大氏は、「日本で最大の運行規模を持つ米国の航空会社として、将来有望な学生が渡米し、多くの経験を持ち帰れるよう協力したい」とコメントしている。
《黄金崎綾乃》

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