千葉県が1月15日、平成28年度千葉県私立高校の入学者志願状況(前期選抜試験分)を公表した。全日制の志願倍率は4.33倍と平成27年度より微増、倍率トップは渋谷教育学園幕張高校の19.35倍だった。 公表された平成28年度千葉県私立高等学校入学者選抜試験(前期選抜試験分)の志願状況によると、全日制課程では、全54校の募集人員12,127人(平成27年度比27人減)、志願者数52,546人(同135人増)、志願倍率4.33倍(同0.02ポイント増)となった。 志願倍率がもっとも高かったのは、渋谷教育学園幕張で19.35倍。ついで昭和学院秀英15.33倍、市川14.39倍、専修大学松戸11.30倍、東邦大学付属東邦10.82倍となった。 渋谷教育学園幕張の平成27年度の倍率は16.18倍。募集人員40人に対し、志願者数が平成27年度の647人から平成28年度は774人と127人増加したため、さらに高倍率となった。 千葉県私立高校は平成28年度は1月17日~19日を前期選抜の試験日としている学校が多く、渋谷教育学園幕張は19日または20日試験(合格発表20日または23日)、昭和学院秀英は18日試験(同19日)、市川は17日試験(同18日)、専修大学松戸は17日と18日試験(同19日)、東邦大学付属東邦は18日試験(同19日)といった日程となっている。 募集人員や志願者数、志願倍率は併設校からの内部進学予定者を除いた数値となる。平成28年度の数値については1月14日午後5時現在で願書受付中の学校が10校あり、途中集計値となっている。