東大・京大を目指す公立進学校、ICT×アクティブラーニングで深い学びへ…iTeachers

 iTeachers TVは1月27日、静岡県立浜松北高等学校の大村勝久氏による第33回「深い学びへ ~ICT×アクティブラーニング型数学授業の実践~」後編を公開した。教育ICTを活用しながら、難関大合格に向けたアクティブラーニング方法を伝授する。

教育ICT 先生
東大・京大を目指す公立進学校、ICT×アクティブラーニングで深い学びへ…iTeachers(画像は画面の一部)
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 iTeachers TVは1月27日、静岡県立浜松北高等学校の大村勝久氏による第33回「深い学びへ ~ICT×アクティブラーニング型数学授業の実践~」後編を公開した。教育ICTを活用しながら、難関大合格に向けたアクティブラーニング方法を伝授する。

 静岡県立浜松北高等学校(静岡県浜松市)の大村勝久氏は、2013年の冬にICT先進校のカンファレンスに参加してから新たな授業スタイルに取り組んだ同校の数学科教諭。浜松北高等学校は東大や京大進学を目指す生徒が多く通う公立の進学校で、木村氏は前編動画で難関大合格を目指す数学の授業にアクティブラーニングを導入するに至った経緯や教育ICTの必要性を説いた。

 後編では、アクティブラーニングに取り組んだことで見えた課題を整理し、より深い学びの時間を得るために募った生徒からのアンケート内容を公開。アクティブラーニングや教育ICTは昨今の教育業界におけるトレンドワードだが、大村氏によれば、生徒たちに必要なのは単なるアクティブラーニングではなく、「ディープアクティブラーニング(DAL)」。現に、東大を始めとする難関大では深い思考力を問う問題が出題される傾向にあるそうだ。ディープアクティブラーニングを実施することで、浜松北高等学校では、生徒たちが主体的に学問を深める思考力や態度、姿勢を身に着けられるようになったという。

 iTeachers TVは、動画本編後にすぐに使えるICT機器の使い方を紹介する「教育ICTなんでも3ミニッツ」も放送している。第33回は、本編動画司会者も務めるデジタルハリウッド大学の栗谷幸助氏が動画教材の活用についてワンポイント講座を実施する。

 iTeachers TVは、毎週水曜日夜に動画を更新。番組のほか、番組を作成・配信するiTeachersに関する詳細は同団体Webサイトで閲覧できる。iTeachersは、教育ICTを通じて「新しい学び」を提案する教育者チームで、「現場目線から『教育3.0』の実現に向けたムーブメントを起こしていく」としている。

◆【Vol.32】大村勝久先生(静岡県立浜松北高等学校)前編:iTeachersTV~教育ICTの実践者たち~


◆【Vol.33】大村勝久先生(静岡県立浜松北高等学校)後編:iTeachersTV~教育ICTの実践者たち~
《佐藤亜希》

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