【大学受験2017】早大、2017年度入試からネット出願・手続き導入

 早稲田大学が、2017年度学部一般入試・センター利用入試より、出願・入学手続きの方式を従来の紙媒体によるものからインターネット利用方式へ変更すると発表した。入学手続きについては、学部・研究科・附属校・芸術学校を含む全所に適用する予定だという。

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 早稲田大学は2月24日、2017年度学部一般入試・センター利用入試より出願・入学手続きの方式を従来の紙媒体によるものからインターネット利用方式へ変更すると発表した。入学手続きについては、学部・研究科・附属校・芸術学校を含む全箇所に適用する予定だという。

 早稲田大学では、以前より帰国生入試と外国学生入試においてインターネット出願を導入していた。帰国生入試と外国学生入試に続き、受験生の利便性を考慮するため、早稲田大学はインターネットの普及を受け、志願者数のもっとも多い一般入試・センター利用入試においても2017年度入試より出願・入学手続きのインターネット利用方式を導入することで決定した。

 インターネット利用方式を導入することにより、願書の取り寄せが不要となるため地方在住で身近に願書が販売されていない場合や、締切日間近で手元に願書がない場合でも出願が可能になる。また、インターネット上のシステムにおいて未入力の項目チェックや整合性チェック、検定料金の自動計算が可能となるため記入間違いが減少し、大規模な災害や大幅な交通遅延などの発生により試験時間に変更が生じる場合においても、メールを通じて大学からの連絡を容易に確認できるようになる、といったメリットがあるという。

 なお、インターネット環境が無い受験生には代行入力のサポートなどを実施する予定。環境により受験生が志願できないといった状況を防ぐ対策も行う。インターネット利用方式の詳細については、今後準備が整い次第、早稲田大学の入学センターWebサイトにて公表される予定となっている。
《畑山望》

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