私立大学の志願者数ランキングが注目を集めているが、国公立大学の志願状況はどうだろうか。文部科学省が2月18日に発表した「平成28年度国公立大学入学者選抜の確定志願状況」によると、志願者数がもっとも多い国公立大学は千葉大学であった。 国公立大学の志願者数ランキングは、1位「千葉大学」1万1,357人、2位「大阪大学」1万434人、3位「北海道大学」9,919人、4位「神戸大学」9,889人、5位「東京大学」9,278人であった。 2015年度に国公立大学の志願者数1位だった東京大学は、2016年度に推薦入学を導入し、後期日程試験を廃止した影響もあり、志願者数は9,278人と、前年度の1万2,384人から3,106人減少した。 一方、千葉大学は9学部に加えて2016年度に国際教養学部を新設。国際教養学部の志願者数は369人、大学全体の志願者数は1万1,357人と、前年度の1万145人から1,212人増加した。 なお、国公立大学の中期日程試験は3月8日より、後期日程試験は3月12日より実施される。◆国公立大学の志願者数ランキング1位:千葉大学 11,357人2位:大阪大学 10,434人3位:北海道大学 9,919人4位:神戸大学 9,889人5位:東京大学 9,278人6位:首都大学東京 8,481人7位:大阪府立大学 8,439人8位:京都大学 8,353人9位:高崎経済大学 7,840人10位:横浜国立大学 7,839人