三重県教育委員会は3月8日、平成28年度公立高校入学者の後期選抜の最終志願状況を発表。全日制で募集定員8,368人に対し志願者数は9,709人で、志願倍率は1.16倍。学力検査は3月10日に実施し、合格発表は17日。また三重TVは、検査日の10日夜に解説番組を放送する。 後期選抜は、全日制で3月7日、定時制と通信制で3月4日に志願変更を締切り、最終志願状況が確定した。全日制は53校・126学科・コースで募集し、志願倍率は前年より0.02ポイント増の1.16倍だった。定時制は11校・18学科で募集定員が578人に対し志願者数は217人。志願倍率は0.38倍。通信制は2校・2学科で募集定員が428人に対し志願者数は24人、志願倍率は0.06倍だった。 全日制で倍率が高かったのは、神戸（理数）5.26倍、津西（国際科学）4.08倍、川越（国際文理）3.88倍、桑名（理数）3.13倍、松坂（理数）3.10倍などとなった。学力検査は3月10日に実施し、面接や作文、実技検査は実施する高校が定めた時間に実施する。合格発表は全日制、定時制で3月17日に志願先高校で合格者の受験番号を掲示する。通信制は17日までに志願先高校の校長から合格者に通知する。 また、学力検査が実施される10日に三重TVでは、「三重県立高校入試解答速報」を午後8時20分から午後9時45分まで放送。三重県を中心に学習塾を展開する「eisu」の講師が教科別に説明する。番組終了後には、「eisu」のWebサイトでも解答速報を掲載する。
