通知表に記載ミス、小中4校160名に影響…相模原市

 相模原市教育委員会は4月6日、市立小中学校4校において通知表の記載や配布に誤りがあったと発表した。3学期末に配布された児童・生徒160名分の通知表において、記載の成績などに誤りがあると確認された。

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 相模原市教育委員会は4月6日、市立小中学校4校において通知表の記載や配布に誤りがあったと発表した。3学期末に配布された児童・生徒160名分の通知表において、記載の成績などに誤りがあると確認された。

 相模原市教委によると、3月25日以降、市立小学校と中学校、計4校の児童・生徒や保護者から通知表の記載に誤りがあるとの申し出があった。確認したところ、成績データの入力・成績処理ファイルの計算式の設定、印刷時の出力データの選択などに誤りがあったという。

 記載の誤りは、児童・生徒160名分にのぼり、このうち1名は別の児童に通知票が配布された。各校では、誤りが発覚した児童・生徒や保護者に謝罪し、正しい通知表への差し替えをすでに行っている。

 相模原市教委では、各段階において一人ひとりの評価・評定に対する十分な確認を行わなかったことが今回のミスの原因であると分析。「今後はさらに、成績作成業務におけるシステム化を進めるとともに、学期末の成績処理の流れや確認方法を明確にしたフローを作成し、各学校への指導を徹底してまいります」とコメントしている。
《奥山直美》

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