ライセンスとは【ひとことで言うと?教育ICT用語】

 ライセンスとは【ひとことで言うと】「ソフトなどの利用許諾契約。ライセンスのない状態でソフトを使うと、不正利用になってしまう」

教育ICT 先生
ライセンスとは【ひとことで言うと?教育ICT用語】
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 特集「ひとことで言うと?教育ICT用語」では、教育ジャンル中心の基礎用語から最新キーワードまでのIT用語辞典として、おもに教育関係者向けに用語をやさしく解説していく。記事を読んでいるときに、わからない用語があったときに役立てていただきたい。

◆ライセンスとは



【読み】ライセンス
【表記】License、利用許諾
【分類】制度/一般常識
【ひとことで言うと】
「ソフトなどの利用許諾契約。ライセンスのない状態でソフトを使うと、不正利用になってしまう」
【解説】
 ソフトウェアやサービスに対する利用許諾のこと。

 パソコンソフトなどは、デジタルデータなので、容易にコピーできてしまう。そのため、無制限に利用できないよう、利用可能な台数・期間などが契約により制限されている。これが「ライセンス=利用許諾契約」と呼ばれるものだ。ライセンスの詳細は、ソフトの初回利用時に表示されたり、製品パッケージに同梱されていたりする。

 ソフトの利用では、初回にだけライセンス表示されることが多く、つい読み飛ばしがちだが、かなり厳しい制限が付いていることもあるので、内容をプリントアウトするなど、確認・保存しておくことが重要だ。

 近年は、インターネットを通じて登録番号を管理するなど、ライセンス違反ができないようにする仕組みも複数登場している。こうしたライセンスの取り決めや制限を無視して、違法コピー・違法利用をした場合、著作権法違反で刑事罰に問われることもあるので要注意だ。

 なお、「オープンソース・ライセンス」のように、制限の少ないライセンス、「ボリューム・ライセンス」のように、一括購入で安くなるライセンスもある。

【関連用語】著作権、違法コピー
【最終更新日】2016年4月9日
《冨岡晶》

冨岡晶

フリーの編集者/ライター/リサーチャー。芸能からセキュリティまで幅広く担当。

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