【夏休み2016】一流に学び舞台を目指す「伝統芸能体験」小中高生258人募集

 東京都とアーツカウンシル東京(東京都歴史文化財団)が、能楽や長唄、三曲、日本舞踊の一流の実演家に直接指導を受けられる「キッズ伝統芸能体験」を実施する。小学生から高校生が対象で、短期から長期の各種プログラムを提供する。

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 東京都とアーツカウンシル東京(東京都歴史文化財団)が、能楽や長唄、三曲、日本舞踊の一流の実演家に直接指導を受けられる「キッズ伝統芸能体験」を実施する。小学生から高校生が対象で、短期から長期の各種プログラムを提供する。

 東京五輪に向けた「東京都長期ビジョン」事業のひとつでもある「キッズ伝統芸能体験」は、芸術文化の創造や発信を推進し、東京の魅力を高めることが目的。伝統芸能を見るだけでなく体験することで、日本文化への理解と豊かな感性を養う機会をつくる。

 メインは、約半年間の稽古とリハーサルを経て、その成果を舞台で発表する長期プログラム。能楽(謡・仕舞/狂言)、日本舞踊、三曲(箏曲/尺八)、長唄(三味線/篠笛/小鼓・太鼓)の9コースが都内4か所で行われ、各コース全18回。平成28年9月から平成29年3月まで時間をかけて稽古を行い、平成29年3月下旬には宝生能楽堂および国立劇場にて発表会を実施する。対象は小学1年生~高校3年生。

 多忙な中高生に向けては、ユースプログラム「伝統芸能☆ミカタ計画」も実施する。稽古を3か月全10回に凝縮し、発表会を目指す短期集中コース。日本舞踊、三曲(箏曲)、長唄(三味線)の3コースで、実施期間は平成29年1月~3月。

 夏休みの約1週間に伝統芸能のエッセンスを体感できる短期プログラム「おけいこサマーキャンプ」は、6回の稽古と発表会合わせて全7回。小学生~高校生が対象で、平成28年度は江東区と立川市で開催する。

 平成28年度のプログラム概要は5月6日に「キッズ伝統芸能体験」Webサイトにて発表する。詳細および募集要項は、各プログラムの募集開始日に発表となる。

◆キッズ伝統芸能体験
※それぞれ「キッズ伝統芸能体験」Webサイトから申し込む
【長期プログラム】
対象:小学生~高校生
定員:全コース合計258人
コース:能楽(謡・仕舞/狂言)、日本舞踊、三曲(箏曲/尺八)、長唄(三味線/篠笛/小鼓・太鼓)
開講式:9月(宝生能楽堂)
稽古:9月~平成29年3月
※能楽(中野区)/長唄(渋谷区)/三曲・日本舞踊(新宿区)を予定
発表会:平成29年3月下旬(宝生能楽堂および国立劇場)
参加費:15,000円(税込)※別途、教材費など実費負担あり
募集期間:6月1日(水)~8月22日(月)

【短期プログラム「おけいこサマーキャンプ」】
定員:2か所合計64人
コース:<立川> 日本舞踊、長唄(三味線)<江東> 三曲(箏曲)、長唄(三味線)
実施日:7月下旬~8月上旬
募集期間:5月10日(火)~6月30日(木)

【ユースプログラム「伝統芸能☆ミカタ計画」】
定員:全コース合計45人
コース:日本舞踊、三曲(箏曲)、長唄(三味線)
実施日:平成29年1月~3月
募集期間:6月1日(水)~8月22日(月)
《勝田綾》

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