G7教育相会合「倉敷宣言」教育ICTスキル向上や女児の理工系分野進出求む

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G7倉敷教育大臣会合 公開シンポジウム
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 いよいよ10日後に開催が迫った「G7伊勢志摩サミット」。先立つ5月14日・15日の両日には岡山県倉敷市で「G7倉敷教育大臣会合」が開催され、成果文書「倉敷宣言」が採択された。教育の果たすべき役割や学びの改善・向上策や新たな国際協働の在り方が示されている。

 G7倉敷教育大臣会合は、5月26日・27日に開催される伊勢志摩サミット(主要国首脳会合)に関連し、全国10都市で行われる各国大臣級の閣僚会合のひとつ。教育大臣会合のほか学校教育現場の視察、公開シンポジウムなどが実施された。参加国は、日本、イタリア、カナダ、フランス、米国、英国、ドイツ、EUの7か国1地域。

 G7教育相会合は「倉敷宣言」の採択を持って5月15日に閉幕。倉敷宣言(Kurashiki Declaration)の骨子は「教育の果たすべき新たな役割」「教えや学びの改善・向上策」「新たな国際協働」の3つ。貧困や若者の失業、難民・移民問題など、世界が抱える課題への対応には教育が大きな貢献を果たしていく必要性が述べられ、教育を世界各国の優先的議題に引き上げることが説かれた。同時に、2015年5月21日の世界教育フォーラム2015採択の「仁川宣言」に即した教育への公共支出の重要性も指摘されている。

 教えや学びの改善・向上策では理工系(STEM)分野を始めとする女児・女性の活躍分野の拡大が求められたほか、技術革新に対応した教育として情報活用能力の育成を促進することが記された。教育のICTスキル向上の重要性も記されている。

 教育相会合は2017年、イタリア議長による開催が予定されている。倉敷宣言全文は、文部科学省Webサイトで閲覧できる。
《佐藤亜希》

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