明治大学、H29年度から「1コマ100分6講時」へ

 明治大学は2017年度から、学年暦および授業時間割の変更を実施する。6月9日には学生・教職員に向けたお知らせをホームページに掲載しており、これまでの「1コマ90分7講時」から「1コマ100分6講時」に変更される。

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平成29年度からの新授業時間割
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 明治大学は平成29(2017)年度から、学年暦および授業時間割の変更を実施する。6月9日には学生・教職員に向けたお知らせをホームページに掲載しており、これまでの「1コマ90分7講時」から「1コマ100分6講時」に変更される。

 平成29年春学期より行われる変更は、従来の授業方法だけではない多様な魅力ある授業を展開し、より一層の教育効果を高めることが目的。法令上必要な授業時間を確保しつつ、ゆとりをもった学年暦を作るというねらいもある。

 1コマの授業時間は、これまでの「1コマ90分7講時」から「1コマ100分6講時」へと変更。100分の授業は50分ごとのモジュールに区分けし、教授方法に工夫を取り入れやすい仕組みを設ける。50分単位での授業を週2回実施して1つの授業にするといったことも可能だという。

 6時限制に加え、予備的時間割の「モーニングモジュール(Mm)」、昼休みの「ランチモジュール(Lm)」、社会人に対応した夜間時差時間割の「ナイトモジュール(Nm)」を設置。原則として通期の授業は行われないが、必要に応じて補講や集中講義の実施に活用する。

 これらの授業時間割の変更により、授業期間を現行の半期「15週」から「14週」に短縮。さらに7週ずつに区分することで、14週にわたるセメスター授業のほかに、7週完結の授業を導入できる枠組みを設ける。このほか、大学祭の期間に一定日数授業を行わない「大学祭週間」も新設される。

 なお、これらの変更は、専門職大学院など一部を除き、全キャンパス統一・共通のものとなる。明治大学は変更を機に、学修環境・学生生活をより充実したものにできるよう、全力をあげて取り組むという。
《黄金崎綾乃》

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