マルチデバイスとは【ひとことで言うと?教育ICT用語】

 マルチデバイスとは【ひとことで言うと】「異なるデバイスでも、同じ内容を利用できるネットサービス」

教育ICT 先生
LINEは、スマホでもタブレットでもPCでも同様に利用可能(同社公式ブログより)
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 特集「ひとことで言うと?教育ICT用語」では、教育ジャンル中心の基礎用語から最新キーワードまでのIT用語辞典として、おもに教育関係者向けに用語をやさしく解説していく。記事を読んでいるときに、わからない用語があったときに役立てていただきたい。

◆マルチデバイスとは


【読み】マルチデバイス
【表記】マルチデバイス
【分類】一般常識
【ひとことで言うと】
「異なるデバイスでも、同じ内容を利用できるネットサービス」
【解説】
 「マルチデバイス」とは、異なるデバイスでも、同じ内容を視聴したり利用したりできることを指す。たとえば、動画配信サービスにおいて、パソコンでも、スマートフォンでも、ゲーム機でも、ネット対応テレビでも、同じ動画を同じように見ることができた場合、「マルチデバイス対応」であるとする。

 また、1つのアカウントを利用して、同じサービスに複数の端末からログインして利用できるようなサービスも、「マルチデバイス対応」と呼ばれることもある。たとえば、LINEやFacebookなどは、パソコンでもスマホでも利用でき、複数端末からの利用も可能だ。

 マルチデバイス対応では、おおむね、パソコンとスマートフォンやタブレット(AndroidおよびiOS端末)で、同じようにサービスやコンテンツが利用できれば、マルチデバイス対応と呼ばれる。基本的にはネットサービスを前提としており、たとえばDVDとブルーレイで同じ映画が発売されていても「マルチデバイス対応」とは言わない。

 似た用語に「クロスデバイス」(クロスプラットフォーム)がある。異なるプラットフォームごとに、それぞれにコンテンツやアプリを作り替え、同じ内容で提供することを指す。マルチデバイスでは、通常作り替えは想定していないことが多い。

【関連用語】デバイス、プラットフォーム
【最終更新日】2016年6月30日
《冨岡晶》

冨岡晶

フリーの編集者/ライター/リサーチャー。芸能からセキュリティまで幅広く担当。

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