大学生の夏短期留学、10年連続増加で過去最多を記録

 留学ジャーナルは6月30日、今夏の留学申込み動向と意識調査をまとめた「2016年夏休み留学動向」を発表した。大学生の夏休みの留学予定者は10年連続で増加、過去10年で最多となる見込み。学年別では2年次の1か月留学が主流になりつつあるという。

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 留学ジャーナルは6月30日、今夏の留学申込み動向と意識調査をまとめた「2016年夏休み留学動向」を発表した。大学生の夏休みの留学予定者は10年連続で増加、過去10年で最多となる見込み。学年別では2年次の1か月留学が主流になりつつあるという。

 夏休み留学動向調査は、2016年5月末時点における留学ジャーナルの今夏短期留学(8週間以内)プログラム申込者の動向、および8週間以内の留学相談に訪れた大学生を対象とした留学意識調査の結果をまとめたもの。

 2016年夏の短期留学の申込み状況は、「大学生」が全体の過半数となる56%を占め、ついで「高校生」34%、「社会人」8%。大学生の留学予定者は10年連続で増加し、過去10年で最多を記録。官民協働で進められている留学促進プログラムや留学支援に力を入れる大学の増加に伴い留学が身近なものになりつつあり、より自由に選択できる留学のニーズも拡大した結果と見られている。

 大学生の留学期間については、4週間の留学申込みが前年に比べ約20%増加。おもに3~4週間の留学に人気が集まった。学年別でみると、大学1年生と2年生の伸びが大きく、2年生では4週間の留学申込みが対前年で57%増加した。一方、大学3年生では4週間の留学が23%減少。比較的時間を自由に使える1・2年生での留学が主流になりつつあり、学年が上がるにつれ、インターンシップや資格取得に向けた勉強、就職活動の準備などに時間を使う大学生の実情が見られた。

 また、今夏の短期留学プログラム申込者の多い順に留学先都市をランキング化すると、1位「バンクーバー(カナダ)」、2位「トロント(カナダ)」、3位「パース(オーストラリア)」、4位「オークランド(ニュージーランド)」、5位「ブリスベン(オーストラリア)」と、カナダ・オセアニア地域に人気が集中。テロ事件などの治安危惧から、比較的安全とされる地域を選ぶ傾向が強いようだ。

 大学生を対象に行った留学についての意識調査では、男性の71%、女性の57%が「将来海外で働きたい」と回答。また、65%は「留学は今後のキャリアに役立つと思う」、27%は「ややそう思う」と回答し、9割を超える大学生が今後のキャリアを見据えて留学を選択している傾向が見られた。
《畑山望》

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