協働学習とは【ひとことで言うと?教育ICT用語】

 協働学習とは【ひとことで言うと】「グループ単位で課題を解決する学習形態。ICT活用で大きく進化した」

教育ICT 先生
協働学習のイメージ(文部科学省「学びのイノベーション事業」報告書より)
  • 協働学習のイメージ(文部科学省「学びのイノベーション事業」報告書より)
 特集「ひとことで言うと?教育ICT用語」では、教育ジャンル中心の基礎用語から最新キーワードまでのIT用語辞典として、おもに教育関係者向けに用語をやさしく解説していく。記事を読んでいるときに、わからない用語があったときに役立てていただきたい。

◆協働学習とは


【読み】きょうどうがくしゅう
【表記】Collaborative Learning
【分類】一般常識
【ひとことで言うと】
「グループ単位で課題を解決する学習形態。ICT活用で大きく進化した」
【解説】
 「協働学習(collaborative learning)」は、グループ単位で課題を解決する学習形態。単なる知識の活用だけでなく、コミュニケーション、プレゼンテーション、役割分担、リーダーシップ、自身の役割に対する責任感など、対人関係に比重を置いて、思考力・判断力・表現力などを育成するものになっている。

 たとえば、グループ全員で相談し、模造紙にそれぞれの意見を書き込んで、内容をとりまとめ、全体に発表を行うなど、古くより協働学習自体は存在する。一方、近年のICT普及により、大きくその内容が深化している。たとえば、遠隔地にいる生徒同士の協働学習が、インターネットを通じて、可能になりつつある。

 教室における協働学習でも、タブレットにそれぞれの意見を書き込み、それをお互いにネット共有しながらコラボレーションし、内容をWebサービスで整理し、グループとして統一した見解を作り上げる、といったことが行われるようになりつつある。こうした協働学習の形態は、文部科学省の「学びのイノベーション事業」でも、ICT活用の一つとして想定されている。

 なお、同じ読みのため「共同学習」「協同学習」と混同されることも多いが、「共同学習」「協同学習」は「協調学習」(Cooperative Learning)のほうが実態に近く、よりシステマチックで、グループ内が組織化された形態をとることが多い。「協働学習」は、そうした作業の流れより、“いかに合意を形成するか”という、学習側面に重きが置かれている。

【関連用語】学びのイノベーション事業
【最終更新日】2016年7月10日
《冨岡晶》

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