H28年度JETプログラム、新たに外国青年1,946人を招致

 総務省は7月26日、語学指導等を行う外国青年招致事業(JETプログラム)において、平成28年度は新たに1,946人を迎えたと公表した。昨年度からの再任用者を含め40か国4,952人の外国人参加者が、全国の学校などで国際交流に従事する。

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参加人数
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  • 参加者の累計
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 総務省は7月26日、語学指導等を行う外国青年招致事業(JETプログラム)において、平成28年度は新たに1,946人を迎えたと公表した。昨年度からの再任用者を含め40か国4,952人の外国人参加者が、全国の学校などで国際交流に従事する。

 JETプログラムとは、総務省や外務省、文部科学省、自治体国際化協会(CLAIR)の協力の下、地方公共団体などが主体となって実施している国際的な人的交流事業で、平成28年度で30年目を迎える。来日する参加者は、全国の学校で外国語を教えたり地域の活動に携わったりして外国語教育の充実を図るとともに、地域レベルでの国際交流を進めている。

 平成28年度新たに参加する外国青年は1,946人。職種別内訳は、小学校や中学校・高等学校などで外国語活動や外国語授業などを補助・協力するALT(外国語指導助手)が1,764人、地方公共団体の国際交流担当部局などに配置され国外交流活動に携わるCIR(国際交流員)が181人、スポーツを通じた国際交流活動に従事するSEA(スポーツ国際交流員)1人。

 また、平成27年度からの再任用者3,006人と新規参加者を合わせた参加人数は4,952人。平成28年度の参加者の出身国は、北米・欧州・大洋州・アジア・中南米・アフリカ・中東の40か国。参加者の累計は平成28年度で64,463人、出身国の累計は65か国となる。

 平成28年度の参加者受け入れは、45都道府県や844市町村などと128学校法人(私学)の1,017団体で実施する。夏に来日した新規参加者は、7月25日~26日および8月1日~2日の東京でのオリエンテーションを経て全国各地へ赴任し、学校での語学指導や地域における国際交流活動などに従事する。
《勝田綾》

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