JAF(日本自動車連盟)は、自動車に乗る機会が増えるシルバーウィーク期間、トラブル回避のため、ドライバーへタイヤ等の運転前チェックを行うよう呼び掛けている。昨年のシルバーウィーク(9月19~25日)期間中、JAFの救援実施件数のうち、タイヤパンクは620件にのぼった。また、JAFの年間ロードサービス救援件数の推移をみると、10年前と比べ全救援件数に占めるタイヤパンクの構成比は10.3%から15.5%へと約1.5倍に増加している。JAFが実施した「タイヤの空気圧に関するアンケート」結果によると、36%の人が自分の車の指定空気圧を知らず、推奨されている毎月1回空気圧チェックを行っている人は、14%に満たないという。JAFでは、タイヤパンクが増加している要因として、定期的な空気圧チェックをする機会が減ったことを挙げている。タイヤの空気圧が不足していると、タイヤがたわみやすくなり、熱を持ち、バーストにつながる可能性がある。JAFでは、ドライバーに対して定期的なタイヤチェックを行うよう呼び掛けている。