文部科学省は11月4日、2020年度に導入する大学入試センター試験に代わる新センター試験「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」について、採点や問題イメージの都合から全体の日程を現在の1月中旬より前倒しする可能性も検討していることを明らかにした。 大学入学希望者学力評価テスト(仮称)の実施方法や時期は、現行の入試区分や入試日程などをもとに作成している。想定される採点期間の実働人数は1日あたり800人。受験者数は最大53万人の予想で、各正答条件を2名で採点する案があがっている。 採点業務は民間委託を想定しているが、不確定要素もあるため採点期間は変動する可能性がある。公開された実施スケジュールイメージでは、現行の1月実施のほか、12月に前倒しする可能性も示されている。ただし、12月上旬は高校定期考査時期にもあたるため、あくまでも予定は調整段階にある。 文科省は今後、採点に係る役割分担について大学関係者らと調整し、試験実施のあり方について議論を固める考え。
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