医学部人気ランキング2016…合格倍率・受験者数・辞退率

 大学入試センター試験の出願が10月6日に締め切られ、いよいよ受験シーズンに突入した。リセマムでは、2016年度の入試結果から国公私立大学医学部の合格倍率や受験者数、入学辞退率をまとめた。

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合格倍率トップ20
  • 合格倍率トップ20
  • 受験者数トップ10
  • 辞退率トップ10
 大学入試センター試験の出願が10月6日に締め切られ、いよいよ受験シーズンに突入した。リセマムでは、2016年度の入試結果から国公私立大学医学部の合格倍率や受験者数、入学辞退率をまとめた。

 「医学部人気ランキング2016」では、2016年に実施された第110回医師国家試験における合格率トップ20の学校を比較した。横浜市立大学や日本大学など総合大学は医学部のみ集計。各数値は代々木ゼミナールがWebサイトで公開している「2016年度入試結果」を参考にした。

 合格倍率(受験者数/合格者数)がもっとも高かったのは、「東邦大学医学部」22.1倍。ついで「日本大学医学部」19.0倍、「藤田保健衛生大学医学部」17.8倍、「自治医科大学」12.9倍、「兵庫医科大学」11.9倍となり、上位5大学はすべて私大が占めた。

 受験者数が多い順に見ると、1位「藤田保健衛生大学医学部」、2位「日本大学医学部」、3位「順天堂大学医学部」、4位「東邦大学医学部」、5位「自治医科大学」となった。

 辞退率(合格者数と募集人員との差の、合格者数に対する割合)が低い順に見ると、1位「名古屋市立大学医学部」は0%であった。続いて2位「島根大学医学部」1.2%、3位「札幌医科大学」2.4%、4位「大阪市立大学医学部」2.6%、5位「佐賀大学医学部」2.9%と上位5大学は3%未満であった。また、上位10大学はすべて国公立大学が占めた。特に医学部においては国公立大学は私立大学よりも学費がかからないため、辞退率が低い傾向にある。

 各項目でのトップ10は次のとおり。

◆合格倍率トップ10
1位「東邦大学医学部」22.1倍
2位「日本大学医学部」19.0倍
3位「藤田保健衛生大学医学部」17.8倍
4位「自治医科大学」12.9倍
5位「兵庫医科大学」11.9倍
6位「名古屋市立大学医学部」6.3倍
7位「東京慈恵会医科大学」5.7倍
8位「浜松医科大学」4.4倍
9位「島根大学医学部」4.3倍
10位「山形大学医学部」3.5倍

◆受験者数トップ10
1位「藤田保健衛生大学医学部」4,219人
2位「日本大学医学部」4,138人
3位「順天堂大学医学部」3,876人
4位「東邦大学医学部」2,857人
5位「自治医科大学」2,614人
6位「東京慈恵会医科大学」2,602人
7位「兵庫医科大学」2,579人
8位「浜松医科大学」797人
9位「福島県立医科大学」759人
10位「島根大学医学部」710人

◆辞退率トップ10
1位「名古屋市立大学医学部」0%
2位「島根大学医学部」1.2%
3位「札幌医科大学」2.4%
4位「大阪市立大学医学部」2.6%
5位「佐賀大学医学部」2.9%
6位「山形大学医学部」3.6%
7位「浜松医科大学」3.8%
8位「和歌山県立医科大学」4.3%
9位「東北大学医学部」4.5%
10位「千葉大学医学部」「福島県立医科大学」4.9%
《工藤めぐみ》

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