【大学受験2018】文科相、公立大2校・私立大3校など設置認可を諮問

 文部科学省は11月9日、10月末に申請のあった平成30(2018)年度開設予定の大学5校、短期大学2校、大学院大学1校の設置認可について、文部科学大臣から大学設置・学校法人審議会に諮問したと発表した。

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 文部科学省は11月9日、10月末に申請のあった平成30(2018)年度開設予定の大学5校、短期大学2校、大学院大学1校の設置認可について、文部科学大臣から大学設置・学校法人審議会に諮問したと発表した。

 平成30年度開設予定として設置認可申請があった大学は、公立小松大学(石川県小松市)、長野県立大学(長野県長野市)、育英大学(群馬県高崎市)、東京通信大学(東京都新宿区)、新潟食料農業大学(新潟県新潟市・胎内市)の公立2校と私立3校。長野県立大学の開設に伴い、長野県短期大学は平成30年4月に学生募集停止となる。

 各大学の設置学部は、公立小松大学が生産システム科学部、保健医療学部、国際文化交流学部、長野県立大学がグローバルマネジメント学部と健康発達学部、育英大学が教育学部、東京通信大学が情報マネジメント学部と人間福祉学部、新潟食料農業大学が食料産業学部となっている。

 平成30年度開設を目指して設置認可申請した短期大学は、仙台赤門短期大学(宮城県仙台市)と姫路大学短期大学部(兵庫県姫路市)の私立2校。仙台赤門短期大学は看護学科、姫路大学短期大学部は教育福祉学科の設置を予定している。

 大学院は、大学院大学至善館(東京都中央区)の私立1校。イノベーション経営学術院イノベーション経営専攻の設置を認可申請している。平成30年度開設予定の高等専門学校の設置認可申請はなかった。

 なお、学部や学科の名称などは、今後の審査過程において変更が生じる可能性があるという。
《奥山直美》

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