テーマは就活、テレ朝1月期新ドラマは三浦友和と黒木瞳が共演

 テレビ朝日では、来年1月期放送の新木曜ドラマとして「就活家族~きっと、うまくいく~」を放送することが決定。キャストには、三浦友和、黒木瞳、前田敦子、工藤阿須加といった豪華キャストが出演することもわかった。

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「就活家族~きっと、うまくいく~」
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テレビ朝日では、来年1月期放送の新木曜ドラマとして「就活家族~きっと、うまくいく~」を放送することが決定。キャストには、三浦友和、黒木瞳、前田敦子、工藤阿須加といった豪華キャストが出演することも分かった。

父は大手企業の人事部長、母は私立中学の国語教師、宝飾メーカーに就職した娘と就職活動中の息子。平穏に見えていた家族がふとしたきっかけで崩壊し始める――いったん狂い始めた歯車は歯止めが効くことなく、次第にあらぬ方向へと向かっていく。

高齢化社会の到来とともに、雇用継続年齢が引き上げられていく一方で、終身雇用制の崩壊や非正規雇用の増加など雇用形態の多様化が進み、学生や若者たちの間では仕事に対する意識にも変化が。しかし未だ肩書がモノを言う風潮にある日本においては、所属する会社名や立場で人を判断しがち。これまでの固定概念と、現実とのギャップに苦しむことも少なくない。そんな時代に一石を投じるドラマが今回誕生! 「人にとって仕事とは何なのか?」「人はなぜ働くのか?」、ひいては「生きることとはどういうことか?」をユーモラスに、ときにミステリアスに問いかけていく。テーマは就職活動=“就活”。家族全員がそろって就職活動をすることになる、というかつてない展開に陥った家族によるジェットコースター・ホームドラマとなるようだ。

主人公・富川洋輔を演じるのは三浦さん。テレビ朝日系では、土曜ワイド劇場「はみだし弁護士・巽志郎シリーズ」や2夜連続ドラマスペシャル「最も遠い銀河」など数々の作品で主演を務めてきたが、連続ドラマとしては本作が初主演となる。洋輔は大手鉄鋼メーカーで新卒採用とリストラを担当する人事部長。信念を持って会社のために尽くし、ついに役員昇進も目前。しかしある出来事がきっかけで、それまで築き上げてきたものすべてが崩れ去ってしまう…。そして、洋輔の妻・水希役には黒木さん。水希はおっとりとした性格でありながら、「家族のため」となれば頼りになる一面も持ち合わせる私立中学の国語教師。念願だったマイホームの購入を夢見ていた矢先に衝撃的な出来事に直面してしまうという役どころ。映画『Mr.インクレディブル』の日本語吹替版で夫婦役を演じた2人が、テレビドラマで初の夫婦役に挑戦! 一体今回はどんな夫婦像を見せてくれるのか…注目せざるを得ない。

これまで、テレビドラマでは真面目で堅物な役が多かったと語る三浦さんは、「今回の洋輔という役はみなさんが抱くわたしのイメージから少しかけ離れたものになるかもしれません。いい意味でみなさんを裏切るような主人公を演じたい、と思っています」と意気込み、「“家族みんなで就職活動”という設定は奇抜ではありますが、富川家の家族自体はどこにでもいそうな普通の家族でありたいと思っています。普通の夫婦、普通の親子に降りかかるとんでもない出来事、というのがこのドラマの見どころ。我々家族を身近に感じて、そしてくすっと笑ってもらえるようなドラマにしたいです」とコメント。また“おっとり”という設定の役柄に、これまでに演じたことのないような女性なのではないかと予感していると話した黒木さんは、三浦さんについて「はじめまして、ではないので“長年連れ添った夫婦感”を出せれば、と思います」と語り、「水希も含め、富川家の4人がどんな“就活”をして、どんな風に着地するのか…ハラハラしつつ、そしてじれったくもあるような、そんなホームドラマになるのではないでしょうか」と期待を抱いているようだ。

さらに、“三浦×黒木夫婦”の娘・栞には前田さん、息子・光には工藤さんが決定! 栞は宝飾メーカーでセクハラに悩む女子社員。念願だった部署に異動した矢先、さらなる試練が。そして、光は就職活動に悩む大学3年生。思うように内定が取れず、焦燥感ばかりが募る日々を送っているという役どころ。今回の役柄に共感できる部分がたくさんあったと語る前田さんは、「いまのこの年齢の時期に自分が何をしたいのか、栞と一緒に考えられたらいいな」とコメント。工藤さんも「この作品を通して、人と人のつながりの大切さ、家族の大切さをみなさんと一緒に考えるきっかけになれたらいいなと思います」と語った。

木曜ドラマ「就活家族~きっと、うまくいく~」は2017年1月より毎週木曜日21時~テレビ朝日系にて放送。

三浦友和&黒木瞳が初・夫婦役! 1月期新ドラマ「就活家族~きっと、うまくいく~」放送決定

《cinemacafe.net》

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