1月14日と15日の2日間にわたり実施された2017年度大学入試センター試験が終了した。2日目の15日には、理科1(物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎)、理科2(物理/化学/生物/地学)、数学1(数学I/数学I・数学A)、数学2(数学II/数学II・数学B/簿記・会計/情報関係基礎)の試験が実施された。 難易度はどうだったのだろうか。東進、ベネッセ・駿台、代々木ゼミナール、河合塾、城南予備校が発表した、科目別難易度から、理科1(物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎)、数学1(数学I/数学I・数学A)について、順に見ていこう。 難易度はいずれも昨年との比較で示されており、表では難化は赤、易化は青に色分けした。詳細については、各予備校のWebサイトを参照していただきたい。なお、分析未対応の科目は「-」とした。 理科1では、「生物基礎」は東進が「易化」、その他は「やや易化」。「物理基礎」「化学基礎」は「やや難化」と「やや易化」に評価が分かれた予備校があるが、3校は「昨年並み」。「地学基礎」は河合塾が「やや難化」としたがその他は「昨年並み」としている。 数学1では、「数学I」は東進が「昨年並み」、ベネッセ・駿台と河合塾が「やや易化」とした。「数学I・数学A」は東進とベネッセ・駿台が「昨年並み」、その他が「やや易化」とした。 問題と正解については、本日中に、大手新聞各社や予備校のWebサイト、大学入試センターのWebサイトで公開される予定だ。