JST、H29年度「ジュニアドクター育成塾」開始…大学など実施機関を募集

 科学技術振興機構(JST)は、平成29年度より新規に「ジュニアドクター育成塾」を開始する。4月14日まで実施機関を募集しており、対象は大学、高等専門学校、公的研究機関など。3月11日は、JST東京本部を会場に、募集説明会を開催する。

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「ジュニアドクター育成塾」募集について
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 科学技術振興機構(JST)は、平成29年度より新規に「ジュニアドクター育成塾」を開始する。4月14日まで実施機関を募集しており、対象は大学、高等専門学校、公的研究機関など。3月11日は、JST東京本部を会場に、募集説明会を開催する。

 「ジュニアドクター育成塾」では、科学技術イノベーションを牽引する傑出した人材の育成に向けて、理数・情報分野の学習を通じて、高い意欲や突出した能力を有する小学5・6年生と中学生を発掘し、さらにその能力を伸長させる体系的な取組みを大学などで実施する。

 JSTは4月14日まで、「ジュニアドクター育成塾」の実施機関を募集する。対象は大学、高等専門学校、公的研究機関、科学館・科学系博物館、公益法人、NPO法人や民間事業者(法人格を有すること)などで、他機関と連携して企画提案することも可能。

 採択件数は10件程度を予定しており、1件あたり1,000万円を上限に支援を受けることができる。支援には、一般管理費10%を含む。支援対象期間は5年間で、主催者のJSTと実施協定を締結した実施機関・各機関が各企画を実施、運営する。

 3月11日開催の募集説明会へ参加希望の機関は、3月9日までにメールにてJSTの担当アドレスまで連絡すること。4月14日に実施機関の募集を締め切り、4月中旬から5月にかけて書類と面接による審査を行う。採択結果については、5月下旬に通知・公表される。募集概要や要項、応募に関するFAQ、説明会の詳細などは、JSTのWebサイトから確認できる。
《黄金崎綾乃》

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