【高校受験2017】埼玉県公立高入試<社会>講評…過去問をしっかり勉強した受検生が有利

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平成29年度 埼玉県公立高校 講評<社会>
  • 平成29年度 埼玉県公立高校 講評<社会>
 3月2日は平成29年度(2017年度)埼玉県公立高等学校入学者選抜の学力検査日。全日制普通科は入学許可予定者数2万8,908人に対し3万5,327人が志願し、確定志願倍率は1.22倍。午前11時45分からは、社会の学力検査が実施された。

 リセマムでは、スクール21の協力を得て、学力検査「社会」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても、同様に掲載する。

◆<社会>講評(スクール21 提供)

 社会は今年から試験時間が10分長くなりました。設問の構成も数も例年通りでしたが、「すべて選びなさい」という設問が、例年の2問から4問へ増えました。また、記述問題も典型的なものが多いとはいえ、6問から8問へと増えています。

 こうしたことから考えると、時間が10分長くなったとはいえ、時間に余裕がなかった受検生も多かったと思います。ただし、先にも書きましたが典型的な問題が多かったので、過去問を含め、しっかり勉強できた受検生は、高得点が狙える内容でした。

(1)世界地理
 問5の「すべて選べ」という選択肢の設問では、解答を絞り込むために計算が必要となり、時間がかかった受検生が多かったと思います。

(2)日本地理
 表やグラフから読み取る設問だけでなく、知識として知っているかどうかを問う設問も出題されました。こうした設問に対応できるように、知識事項をしっかりおさえておくことが重要です。

(3)日本史(古代~近世)
 問2の藤原氏の権力掌握を問う設問は、過去問(平成21年に出題された平清盛の権力掌握の設問)を勉強していた受検生には易しかったでしょう。また、問3の文化の問題も、平成23年の過去問を勉強した受検生は正答できたと思います。問5の日本の出来事と世界の出来事を選ぶ設問では、細かな知識が問われました。過去問と知識事項をしっかり勉強してきた受検生には、とても有利だったと思います。

(4)日本史(近現代)
 従来通りの一般的な設問でした。

(5)公民
 問3の設問は、衆議院と参議院の違いを記述する典型的な設問ですが、使う条件の語句として「任期」「解散」のほかに、「国民」があったことに戸惑った受検生もいたと思います。本質が理解できていれば、難しい問題ではありませんが、戸惑った受検生は時間が少しかかったかもしれません。

(6)総合
 昨年の北陸新幹線同様、18歳からの選挙権やユネスコの世界遺産など、時事的な設問が出題されました。
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 このレポートは2017年3月2日に、速報としてスクール21により作成されたもの。

 なお、スクール21は今後、3月11日から20日まで、「春の入試情報イベント2017」を実施する。実施内容は「新学力検査問題分析会」「県公立高校入試報告会」「県立御三家入試報告会」の3つ。いずれも参加は無料だが、事前予約が必要なため、参加を希望する場合はスクール21のWebサイトで確認すること。詳細や会場情報も掲載中。



協力:スクール21
《編集部》

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